九州での立ちゴケと適応障害と。
こんにちは、GSXです。
めでたい事にこの記事で70(確か)記事目です!。
気付いたらそんなに書いていたのですね、とりあえず切りの良い100を目指してみようと思います。
今日はタイトル通り、九州で人生初立ちゴケをかました話と適応障害のお話です。
ちょっと暗くなりそうですが、気楽に読んで頂ければ、、、
内容としてはこんな感じです。
九州で人生初立ちごけ!
さて九州をバイクで周っていて人生初の立ちコケをしました。
バイクを購入して9か月、本格的に乗り始めて5か月、走行距離にしてだいたい9200キロにして初めてコケました!。
現場はこちら
高千穂峡に向かってる途中のこのカーブで必要以上に小回りしすぎて
わい「あ、これ駄目かも、駄目だな、あー諦めよう。」
ガチャっていう感じです。
丁度草が生い茂ってる場所らへんで見事にコケました。
被害としてはクラッチレバー曲がり、バーエンド傷、シフトペダルめり込めという感じで、カウルには全く傷が入っていませんでした。(後日バイク屋で見てもらったらハンドルも曲がってました、現在全て交換済みです。)
さて初めて立ちゴケを経験した訳ですが、これがとても良い経験になりました。
実は私、もしバイクを倒したら起こせるのか?という疑問が前から有ったのです。
結果割と普通に起こせました。
そのあと車が来ても邪魔な位置にいない事を確認、シフトペダルが食いこんでシフトチェンジ出来なかったので、クラッチを握ってとりあえず反対方面に移動。
とりあえずここで簡単な外装チェックをして一旦広い場所に戻ることに。
GSX250Rは低速トルクがとても有るバイクなので2速発進も楽々です。
地元の消防団の消防庫まで戻り、めり込んだシフトペダルを元に戻します。
ワイヤーロックを持ってたので、引っ張って元に戻す事が出来ました。
ここでもう一度全体を良く確認して、特に走りに異常なしと判断し旅を続行する事が出来ました。
これが良い経験になった理由として、
①まず落ち着いてバイクを起こし、通行する車の邪魔にならない様反対側の隅に停める事が出来た事。
②バイクの損傷状態を確認し、無事に走り出すことが出来た事。
③修理代が掛かってしまいましたが、自分がこういった場面に遭遇しても落ち着いて対応出来る事が分かった事。
この3つが分かった事だけでもとても良い経験ですし、何より自信に繋がりました。
多分病気前の自分だったら、恐らくナビ相手にボロクソに云ってたでしょうし、多分ずっと言い訳をしてたと思います。
適応障害のリハビリ中、自分の考え方を変える方法を色々取り組んだ事でこういった事もポジティブに捉えられるようになりました。
これを良い経験と捉えられた事が、何より嬉しかったという出来事です。
新門司港の展望台にて
関東に戻る最終日、フェリー出航の時間まで新門司をウロウロしていた私は関門橋の展望台に行く事にしました。
ここで新門司を眺めていたところ、2人の男性に話しかけられました。
少し話している内に宗教の勧誘という事に気付きます…。
げんなりしつつ話を適当に頷き、あなたは何故旅をしているかと聞かれたので適応障害になって、色々とやりたい事が見つかり旅をしていると答えたら一人の方の表情が明らかに曇りました。
そしてその男性がぽつぽつと話し始めます。
実は息子さんが就職したが同じ病気で仕事を直ぐにやめてしまった事、宗教上の理由で深くは追及してはいないが…という事を話してくれました。
話を聞いていて、
わい「いやいや、明らかに顔が心配で溜まらないって顔しとるで。」と心の中で思い、何故かここから私が経験から経た事をアドバイスする側になっていました。
お話を聞くと退職後にバイトをしてるそうなので、
①精神疾患は意外と回復するのに時間が掛かる事、それでも退職後にバイトをしてるというのは実はとても凄い事。
②宗教上の理由かなんかは知らないが、深く関わりすぎないのはOKだと思う。
逆にお節介をしすぎたり、深く追求したりすると相手に負担になる上、自分も病んでしまう可能性があるので注意する事。
③何より息子さんがきっと治るという事を信じる事、暖かい目で見守ってあげて何時も通り接してあげて欲しい事。
とこの3点をとりあえず伝えました。
聞いていると、こういった事を誰に話して良いかも分からなかったとの事だったので少しでも力になれたなら嬉しいな。
最後に新門司港と関門橋をバックに写真を撮ってもらい、新門司レトロの駐車場を聞いて別れました。
宗教の勧誘が、何故か人生相談になっていたというお話です。
因みに写真を撮ってくれたのはとても嬉しかったのですが、後で確認したら満面の笑みで移っている私の後ろで、めっちゃラブラブなカップルが自撮り棒を使って写真を撮っている姿が一緒に写っていて何とも云えない切ない写真になっていました…。